台湾と中国

下記記事は本日の産経新聞の記事です。新台湾派としては一寸微妙な心境。

来春、台北で大都市総会 石原知事、馬市長が合意  台湾を訪問中の石原慎太郎東京都知事は8日、馬英九台北市長と会談し、アジアの主要都市で組織する「アジア大都市ネットワーク21」の次期総会を来年3月か4月に台北で開くことで合意した。 知事によると、会談では、今年の総会開催地の北京が8月末に脱退したことを受け、来年の開催優先権を持つ台北での今年の開催を打診。馬市長は準備が間に合わないことなどから難色を示し、来秋に予定されていた台北での総会を半年繰り上げて開くことになった。 双方は年内に事務レベルの臨時総会を東京で開くことでも一致。この会議で総会開催を正式決定する見通し。 同組織は加盟都市が環境や保健衛生、災害対策などで連携する狙いで、石原知事の呼び掛けにより、東京、北京、台北、ソウル、バンコクなどアジア12都市で2001年に発足した。(共同)

昨年に北京がこのネットワークの開催都市になる事を拒否した為に石原東京都知事台北にこの話を持って行ったもの。新台湾派の私はこの話は非常に面白く読んだ。馬台北市長は国民党総裁に先頃就任した。石原都知事はかねてからの発言で想像するに「台湾の中国からの独立に賛成」と言うよりも既に台湾は独立しているのだから、中国は台湾の事に口出しするなという意見と理解している。そして、二人が会談して時期を含めて合意した。中国はどんな反応をするのかな?