2/22 株式概況 ―大引け― 15:15

じりじりと下げ幅を縮小していたが、失速してさえない引けとなる

  • 昼の市場外取引の金額はかなり大きく、売りがやや優勢と伝えられたことを受けて、先物は安く始まりました。東証後場が始まる頃には切り返し、日経平均はほぼ前引けの水準で寄り付いたのですが、先物の値動きに振らされて売り買いの交錯する展開となりました。その後は徐々に下げ幅を縮小していたのですが、大引けにかけて、先物に断続的な売りが入ったことで再び下げ幅を拡大しました。
  • 買い易さや成長期待などもあって、鉄鋼株、非鉄金属株、機械株などの堅調さが目立つ形となりました。軟調な引けとなった銘柄でも、後場に入ってから前日比プラスに転じる場面があったものも散見されました。小型株の物色も見られ、東証2部株指数、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は総じてしっかりとした動きとなりました。
  • 方向感のない相場が続いています。値動きの激しさに一喜一憂することなく、調整が進んでいる好業績な銘柄を物色していきたいものです。

 大引け現在
  東証一部値上がり銘柄数 863銘柄
  東証一部値下がり銘柄数 730銘柄

写真はミス学習院