今日の一日

*オリンピックのカーリング゛が面白い

  1. カーリング

■脳も汗かく氷上のチェス

 ストーンと呼ばれる重さ約20キロの取っ手のついた石を氷の上に滑らせ、標的に近づけるカーリング。凍った池や川の上で石を投げ遊んだのが始まりで、名称は石が回転(カール)しながら滑ることに由来とされる。スコットランドで1551年と刻印されたストーンが発見されたほど歴史は古く、1924年の第1回冬季五輪でもデモンストレーション競技として行われた。ただ、正式競技となったのは98年長野五輪からと新しい。



 1チームは4人。リード、セカンド、サード、スキップ(主将)の順に、相手チームと交互で1人が1個ずつ2回、ストーンを滑らせる。両チームで16個投げ終わって1エンド(1回戦)。

 リンクは長さ44.5メートル、幅4.75メートル。投げる地点から約30メートル先にあるハウスと呼ぶ半径6フィート(1.83メートル)の円の中心が標的で、より近い方がそのエンドの勝ち。ストーンを手放したときのわずかなブレが、30メートル先では大きなブレ幅になる。

 負けチームより中心近くに置いたハウス内のストーンの個数が点数で、負けチームは0点。勝ったチームが次のエンドは先攻となる。10エンド行うため競技時間は約2時間半に及び、体力の消耗は想像以上だ。

 投げる人とストーンの位置を指示するスキップを除く2人がスイーパーとして、ブラシで氷を掃くのはおなじみの光景だ。氷面を摩擦熱で溶かし、ストーンの滑りをよくしてコースを修正する。

 相手ストーンをハウスからはじき出すことが可能なため、後攻の方が有利だ。得点計算をした上でわざと負け、次のエンドで後攻を取るなど頭脳戦の面が強く、「氷上のチェス」とも呼ばれる。

結構面白い。只、神経的に見ているだけでもきつい。

今日の歩行数は5536